歴史を照らす石あかりの道
香川県高松市で、今年の夏も「むれ源平石あかりロード」が行われます。
香川県高松市の庵治牟礼地区は、日本が世界に誇る銘石「庵治石」の産地。八栗駅から北にのびる牟礼町の沿道は「石あかりロード」と呼ばれ、いくつもの石材の工場・工房が軒を連ねています。
この「石あかりロード」には、屋島の戦いの史跡も点在しています。牟礼町を象徴する「石材産業」と「源平史跡」。この2つを一緒にPRすることを目的に企画されたのが「むれ源平石あかりロード」なのです。
今年も8月3日から9月14日にかけて、石あかり作品が沿道に並ぶ「むれ源平石あかりロード」が開催されます。今年はどんな作品が登場するのかとても楽しみ。来場者の投票で決まる人気コンテンストも行われます。
上の写真は昨年のコンテストで2位になった作品。昼間見たときには「うーん、なんだかよくわからないオブジェだなぁ」といった感想でしたが、夜になってから再度見てみると。。。
「ナルホド!」と思わず膝をたたいてしまいました(実際には頭の中で笑)。チーズを食べているネズミに今にも襲い掛かろうとしているネコが!
そうなんです。光によってネコの影を作るというユニークなアイデアと、それを見事に造形した石工職人(島本健一郎さん)の技術に拍手です!
※公式サイトはこちらです。
周辺の観光スポットとしては、純愛の聖地庵治・観光交流館 もあります。
石好きにはやはりここ、イサムノグチ庭園美術館 は必見でしょう。